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Docker ps コマンドガイド

`docker ps` コマンドは、現在実行中の Docker コンテナのリストを表示するために使用されます。このガイドを通じて、`docker ps` の多様なオプションを活用し、希望するコンテナ情報を効果的にフィルタリングして確認する方法を学びましょう。

docker ps 概要

`docker ps` は、Docker コンテナの状態を素早く把握するために不可欠なコマンドです。デフォルトでは実行中のコンテナのみを表示しますが、多様なオプションを介して停止されたコンテナや特定の条件のコンテナなどを詳細に照会することができます。

出力列の説明

`docker ps` コマンド実行時に一般的に以下の情報が表示されます:

主要な列

  • CONTAINER ID: コンテナの固有の識別子です。
  • IMAGE: コンテナの作成に使用されたイメージです。
  • COMMAND: コンテナが開始されたときに実行されるコマンドです。
  • CREATED: コンテナが作成された時間です。
  • STATUS: コンテナの現在の状態(例: Up, Exited)および実行時間です。
  • PORTS: コンテナのポートマッピング情報です。
  • NAMES: コンテナの名前です(明示されない場合、Dockerがランダムに割り当てます)。

主要なオプション

`docker ps` コマンドと一緒に使用できる便利なオプションです。これらのオプションを組み合わせて、希望するコンテナ情報を正確に照会してみてください。

1. 基本的な表示オプション

2. フィルタリングオプション

3. 出力形式指定オプション

生成されたコマンド:

コマンドを組み合わせてみてください。

説明:

`docker ps` コマンドを実行します。

これらのオプションを組み合わせて、AIと一緒に仮想的にコマンドを実行してみてください。

使用例

`docker ps` コマンドの多様な活用例を通じて、コンテナリストを効果的に表示および管理する方法を習得しましょう。

現在実行中のすべてのコンテナを表示

docker ps

最も基本的な `docker ps` コマンドです。現在動作しているコンテナのみを表示します。

停止されたコンテナを含むすべてのコンテナを表示

docker ps -a

実行中または停止されたすべてのコンテナのリストを一目で確認できます。

Nginxイメージで作成されたコンテナのみを表示

docker ps --filter "ancestor=nginx"

特定のイメージ(ここではNginx)をベースに作成されたコンテナのみをフィルタリングして表示します。

終了されたコンテナのIDのみを表示

docker ps -aq --filter "status=exited"

終了状態のコンテナIDのみを出力し、これらのIDを他のコマンド(例: `docker rm`)の入力として使用する際に便利です。

コンテナ名と状態のみを出力

docker ps --format "table {{.Names}}\t{{.Status}}"

希望する列(名前と状態)のみを選択してテーブル形式で出力します。

最新3つのコンテナのすべての情報を表示

docker ps -n 3 --no-trunc

最も最近に作成された3つのコンテナについて、切り取られていない詳細情報を表示します。


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