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tmux-list-sessions: tmuxセッションのリストを表示

`tmux-list-sessions`は、現在アクティブなすべてのtmuxセッションのリストを表示するコマンドです。このコマンドを使用すると、各セッションのID、名前、ウィンドウ数、最終アクティビティ時間などの情報を確認でき、どのセッションが実行中かを把握し、必要なセッションに再接続したり管理したりするのに役立ちます。

概要

`tmux-list-sessions`は、tmuxサーバーで実行中のすべてのセッションに関する簡単な情報を提供します。この情報には、セッション名、ウィンドウ数、最終アクティビティ時間などが含まれます。これにより、ユーザーは現在作業中のセッションを一目で把握し、効率的に管理できます。

主な機能

  • アクティブなtmuxセッションのリストを表示
  • セッションIDと名前を確認
  • 各セッションのウィンドウ数を確認
  • 最終アクティビティ時間情報を提供

インストール

`tmux-list-sessions`は通常、`tmux`パッケージの一部として提供されるか、`tmux list-sessions`コマンドをラップするスクリプト/エイリアスである可能性があります。`tmux`がインストールされていない場合は、以下のコマンドを使用してインストールできます。

Debian/Ubuntu

sudo apt update && sudo apt install tmux

APTパッケージマネージャーを使用してtmuxをインストールします。

CentOS/RHEL/Fedora

sudo yum install tmux
# または
sudo dnf install tmux

YUMまたはDNFパッケージマネージャーを使用してtmuxをインストールします。

macOS (Homebrew)

brew install tmux

Homebrewを使用してmacOSにtmuxをインストールします。

使用例

`tmux-list-sessions`は、主に現在実行中のtmuxセッションの状態を確認するために使用されます。

基本的なセッションリストの表示

tmux-list-sessions

現在アクティブなすべてのtmuxセッションの基本的な情報を表示します。

セッション名とウィンドウ数のみ表示

tmux-list-sessions -F '#{session_name}: #{session_windows} ウィンドウ'

`tmux-list-sessions`が内部的に`tmux list-sessions`を呼び出し、オプションを渡すことができる場合、特定の形式で情報を出力できます。

セッション名でソートして表示

tmux-list-sessions -s session_name

セッションリストをセッション名でソートして表示します。これも内部的に`tmux list-sessions`のソートオプションを活用する場合です。

ヒントと注意点

tmuxセッションの管理は、効率的なターミナル作業環境を構築する上で重要です。以下のヒントを活用して、tmuxをさらに効果的に使用してください。

便利なヒント

  • セッションへの再接続: `tmux attach -t [セッション名]` または `tmux a -t [セッション名]` コマンドを使用して、既存のセッションに接続できます。
  • 新規セッションの作成: `tmux new -s [セッション名]` コマンドで新しいtmuxセッションを作成し、名前を指定できます。
  • セッションの終了: `tmux kill-session -t [セッション名]` コマンドを使用して、特定のセッションを終了できます。
  • セッションリストを頻繁に確認し、不要に実行中のセッションが蓄積しないように管理することをお勧めします。
  • `tmux list-sessions` (または `tmux ls`) は、`tmux-list-sessions` と同じ機能を持つ基本的な `tmux` コマンドです。`tmux-list-sessions` が機能しない場合は、このコマンドを直接使用してみてください。

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