概要
ufw-app-listは、UFWファイアウォールで使用可能なアプリケーションプロファイルの名前を一覧表示します。これらのプロファイルは通常、/etc/ufw/applications.d/ ディレクトリに定義されており、特定のアプリケーションに必要なファイアウォールルールを簡単に適用できるようにします。
主な特徴
- 利用可能なUFWアプリケーションプロファイルリストの出力
- ファイアウォールルール設定のための事前定義済みグループの確認
- 簡単なコマンドでサービスごとのファイアウォール管理をサポート
主なオプション
ufw-app-listコマンド自体は特別なオプションを提供しません。単純に実行すると、現在システムに定義されているすべてのアプリケーションプロファイルリストが出力されます。
基本使用
生成されたコマンド:
コマンドを組み合わせてみてください。
説明：
`ufw-app-list` コマンドを実行します。
これらのオプションを組み合わせて、AIと一緒に仮想的にコマンドを実行してみてください。
使用例
ufw-app-listコマンドの基本的な使用例です。
利用可能なすべてのアプリケーションプロファイルを表示
ufw-app-list現在システムに定義されているすべてのUFWアプリケーションプロファイルの名前を出力します。
インストール
ufw-app-listはUFW（Uncomplicated Firewall）パッケージの一部です。ほとんどのDebian/Ubuntuベースのシステムにはデフォルトでインストールされていますが、そうでない場合は次のコマンドを使用してインストールできます。
Debian/UbuntuでのUFWインストール
sudo apt update && sudo apt install ufwUFWパッケージをインストールします。
CentOS/RHELでのUFWインストール (EPELが必要)
sudo yum install epel-release
sudo yum install ufwCentOS/RHELではUFWはデフォルトで提供されておらず、EPELリポジトリを通じてインストールできます。
ヒントと注意点
ufw-app-listの使用に関する役立つヒントと注意点です。
プロファイル詳細情報の確認
特定のアプリケーションプロファイルの詳細情報（ポート、プロトコルなど）を確認するには、「ufw app info <プロファイル名>」コマンドを使用します。
- 例: `ufw app info SSH`
プロファイルの適用
一覧表示されたプロファイルをファイアウォールルールとして適用するには、「ufw allow <プロファイル名>」コマンドを使用します。
- 例: `ufw allow OpenSSH`
folder プロファイル定義ファイル
/etc/ufw/applications.d/
アプリケーションプロファイルは通常、`/etc/ufw/applications.d/` ディレクトリに `.profile` 拡張子を持つファイルとして定義されます。このファイルを直接編集して、カスタムプロファイルを作成したり、既存のプロファイルを変更したりできます。